CEInfinite タンパク質自動
分取 iCIEF システム

タンパク質のチャージバリアントを同定する需要が膨大かつ緊急なことが多いので、Advanced Electrophoresis Solutions Ltd. は CEInfinite タンパク質自動分取 iCIEF システムを開発しました。

AFC Preaparative

なぜCEInfiniteを選ぶのか?

優れた分取精製性能

独自のカートリッジの検出感度は 0.1 pI 差まで向上した。 また、自動化された 1 回の分取時間は 通常 1 時間未満です。

高いタンパク質分画効率

分取されたタンパク質の純度は 90% を達成し、1 回の分取だけで最大 8 µg の異性体を取得できます。

迅速なメソッドの統合と導入力

既存の iCIEF プラットフォームから、試料により派生する追加的なメソットの R&D要求は最小限にしている。

高い再現性と高効率

完全に自動化された本システムは、1 日に ~100 µg のたんぱく質変異体の収集が可能です。

キャピラリー内径変換技術

当社独自開発のキャピラリー内径変換技術(Capillary Diameter Transfer Technology、CDTT*)により、タンパク質のチャージバリアントを高分解能で分取精製することが可能となります。タンパク質がそれぞれの等電点で濃縮されてから、移動プロセスが始まり、濃縮されたタンパク質異性体が移送キャピラリーを経て、分取容器に押し出される。 これは、iCIEF の全カラムイメージング検出 (WCID) により、リアルタイムで画面上に観察されます。一方、一点で検出 する従来のCIEF ではこのようなリアルタイム観察ができません。

移動プロセスで、電場が引き続き分離キャピラリーに印加されるので、CDTT は、pI の僅かな違いで濃縮分離されたタンパク質の異性体をより狭い移送キャピラリーへ送り込んでからも高純度、高分離分解能を維持します。

アメリカ特許10935519

AES
NISTmAb
NISTmAb fractions

4 mg/ml NISTmAb の移動過程でタンパク質の分離能が維持された。

すべての分離成分(フラクション)の iCIEF プロファイルのスタックで、フラクション純度は 90% 以上になります。

仕様

検出モード全カラムsCMOSイメージング技術
試料数、容量84+3バイアルトレー、96ウェル板
試料トレー温度4 - 40 °C
シリンジ容量250 µL
装置重量40 kg
検出ダイナミックレンジ250 (0.004 – 1.0 AU, 280nm)
印加電圧範囲0 – 3000 volts (連続調整可能)
サンプルスループット1時間12回の試料注入が可能
実験温度15 - 35 °C
湿度20 - 80% RH
電源の電圧と周波数100/240 VAC, 50 - 60 Hz
露光時間0.02 – 99.9 ms
ADC最大値16386 AU
操作モード手動か自動
検出雑音280nmで0001AU以下
分離するpI範囲2.1 – 11.1
specification
JP